テンポ良く!音質良く!軽やかに!
- Windowsでゲームやってますか!
- サウンドでゲームに没入したいよねぇ
- いつもiPhoneで使ってるワイヤレスイヤホンならいいんじゃないのか
- ぼくのPCのマザーボードにはBluetooth接続の機能がない
- TP-LINK UB400とQC Earbudsで試してみる
- Bluettoth 4.0がダメなら5.0にしてしまえ!
- TP-LINK UB500とQC Earbudsで試してみる
- まとめ
Windowsでゲームやってますか!
ぼくはゴリゴリにやってます。
DQXやFF14はもちろんWindows版、最近のゲームはCS独占でなければSteamかXbox Game Pass UltimateでPCゲーやってます
そのためにRTX3070なゲーム環境も作った。
デカくてなんたらSyncに対応してるモニタも買った。
自分の部屋は閉鎖可能な自分だけの空間!
が、足りないものがある。
サウンドでゲームに没入したいよねぇ
ゲームサウンドは難しい。
そりゃ防音室にがっつりスピーカーでもやれば最高の体験ができるんだろうけど、自室はそんな贅沢な作りになっていない。
仕事部屋でもあるから他の部屋よりもちょっと防音が良い程度で中の音も外の音も小さいけど通る。
以前はこんなの使って没入サラウンド環境作ってた。
古いタイプなので光デジタルなのだけど、2.4GHz直結で遅延ほぼないし音はそれなりに良いしワイヤレスだしで最高に良かった。
欠点は長時間使ったときの挟み込みのストレスと蒸れ程度なので休み休み使えば問題なし。
だがこの良さが家族にバレてリビングに鎮座することになってしまった。
買って10年くらい経った今でもバッテリーやカバーを交換して使い続けてる。
既に販売はされておらず、後継機はいまいち評価が悪く、現在はその後継機すら販売終了という悲しい事態。
その後は普通のスピーカーやヘッドセットでしのいでおりました。
今使ってるスピーカーはCREATIVEのこれ。
ヘッドセットは買い替えて使うほどお気に入りなこれ。
軽くて手軽で付属のUSBレシーバーで2.4GHz直結できるんで遅延とは無縁という自分的に無敵のヘッドセット。
音質は並だけど通話に使うには十分なレベル。
2011年発売なのでBluetooth接続に期待してはいけない。
なお終売でプレ値になってる。
後継機は2.4GHz接続と価格からゲーミング用のこれなのかなぁ。
H800よりも暑そう。
大き目のヘッドホンは重さと挟み込みの圧と暑さで長時間使うの辛い。
いつもiPhoneで使ってるワイヤレスイヤホンならいいんじゃないのか
iPhoneやiPadではBoseのQuietComfort Earbudsを使ってる。
ノイズキャンセルで没入するのにいい感じだし、耳に「入れる」じゃなくて「はめ込む」感じなんで長時間使っても疲れないし取れにくい。
これが使えれば最高じゃない?
とはいえこれが対応しているコーデックが SBC と AAC だけなのよ。
どっちも遅延が気になるやつなのよね。
そもそも期待できるコーデックではないものの、もしかしたらという可能性は自分で探ってみたいというのが技術者の性と言うもの
さっそくWindowsとのBluetooth接続やってみることに。
ぼくのPCのマザーボードにはBluetooth接続の機能がない
マザボは ASRock Z590 Pro4 でBluetooth機能なし。
買うときはPCでBluetooth使うなんて考えてもいなかったので仕方なし。
確か昔なんでか買ったBluetoothアダプタがあったはずなのでガジェット入れをひっくり返して探す。
・・・
あった!
・・・
なんでか2つあった。
Amazonの購入履歴見ると、2015年にPLANEXの買って、2019年にTP-LINKのを買ったみたい。
なぜ似たような製品を買ったのだろうか。
どちらも Bluetooth 4.0 対応で差はメーカーとチップくらい?
TP-LINK UB400とQC Earbudsで試してみる
2つアダプタあるもののカタログスペック的には似たようなもんなんで新しい方の TP-LINK UB400 で繋いでみる。
接続はノイズ対策したUSB2.0のUSBハブを使用。
PC本体から離れているのでUSB3な外付けHDDの影響も少ないはず(一応ノイズ対策済みと銘打たれているUSB3ケーブルを使用)。
USBハブは椅子から80cmくらいしか離れてないし障害物もノイズ源もないしで条件は良いはず!
まずはBluetoothのバージョンチェック
本当にBluetooth 4.0なのかこのページを参照にBluetoothのバージョンを見てみる。
「LMP 6.8891」なので「Bluetooth コア仕様 4.0」となる。
製品仕様通りのBluettoth 4.0でした。
繋いでみるともちろんあっさり接続
音質と遅延を感じてみた
音質ねぇ・・・そんなに良い耳ではないし絶対音感あるわけでもないし音質の良し悪しなんて何が何だか分からないしということで、このページを参考にAACが使われているかを確認するだけにする。
BTのパケットもこうすりゃ取れるんだねぇ。
無事にAACが使われていました。
遅延は・・・想像していた通りでひどい。
参考サイトの情報だと120ms前後の遅延ということで案の定という感じ。
最近のゲームは60fpsくらいで処理(表示ではなく処理のフレーム)してるだろうから約7フレーム前後の遅延。
60フレーム / 1000ms * 120ms = 7.2フレーム
うーん、1割以上遅れるのは厳しい。
動画も0.1秒ズレるのはじわじわとメンタルにくる。
Windowsのシステム音もちょっと遅れるから操作と音が噛み合わなくてだんだんイライラ。
画面なしで音楽聞くくらいならいいんだろうけども。
ダメだこりゃ。
Bluettoth 4.0がダメなら5.0にしてしまえ!
もっと古いPLANEXので良くなるとも思えないのでBluetooth 5.0に対応したのを試してみたくなった。
お値段見たらそんなに高くないので購入!
翌日到着!
よっしゃ繋ぐぜ!
TP-LINK UB500とQC Earbudsで試してみる
新しい方が速そうだし期待できるかも!?
なにはともあれBluetoothのバージョンチェック
同じようにデバイスマネージャーからチェック!
「LMP 9.24805」なので「Bluetooth コア仕様 5.0」となる。
Bluetooth 5.0 環境ゲットだぜ!
もちろん QC Earbuds と問題なく接続。
音質と遅延はどんなもんかいの
今回も同じように見てみる。
問題なくAACが使われている。
じゃあ遅延はと言うと・・・変わっていない。
快適にゲームしたり動画見たりできるレベルじゃない。
遅延はBluetoothのバージョンよりコーデックの比率が大きいだろうとは分かっていたものの、もしかしたらと思ったが甘かった。
残念。
まとめ
やっぱりAACじゃ無理でした!
低遅延な aptX LL に対応したやつだったら良かったのかもしれないけど持ってない。
まだまだ H800 に頑張っていただこうと思います。
アイキャッチ画像はぱくたそから使わせていただきました。