アルメモ

アルフレートのDQXとかIT技術とかのメモ

WindowsでもBluetoothでaptX LLならゲームできるレベルで遅延なくサウンドを楽しめるの?

音ズレって地味にストレスですよねぇ

Windowsでゲームやってますか!

そりゃもうモリモリやってます!

こんな楽しいゲームをサウンド面でもストレスなく楽しみまくりたい!

ということで過去色々検証しました。

まずは手持ちのスマホ用Bluetoothイヤホンでやれるのかと。

almemo.hateblo.jp

結論としてはダメでした。

AACは遅延ありで有名ですし。

ならばドングル付きの使えばいいじゃないと買ったのがこれ。

almemo.hateblo.jp

悪くはなかったんですがヘッドホンは連続使用に厳しかった。

ということでイヤホンタイプを購入。

almemo.hateblo.jp

現在これが最適な状況にはなっています。

なので2025年2月現在は何も困っていない。

aptX LL対応の中古品との出会い

たまたま寄った中古ショップで面白そうな中古品を発見。

SwitchをターゲットにしたaptX LL対応のワイヤレスイヤホンとトランスミッターのセット。

中古販売価格は1,400円。安いの?

本来の値段を調べてみようと思ったけどなかなか出てこない。

型番は「FG-ADSET01-BK」でメーカーサイトはある。

www.fugu-innovation.com

箱の裏側には元々の購入場所らしきドンキホーテの購入済みシールがある。

ドンキホーテは独自に仕入れて売ったりするんで、日本ではドンキホーテの専売品みたいになっていたのかもしれない。

メルカリで未使用5,000円ってのもあったんで、たぶん普通に買うよりは安いんだと思う。

面白いオモチャが見つかったということで、aptX LL を検証していきます。

早速Windowsにつないでみた

以前AACの検証した際に購入したBluetooth 5.0対応のアダプタをそのまま使い続けているんで、それを使ってワイヤレスイヤホンのみをつないでみる。

型番はUB500なのだけど、今検索したら5.3対応の最新型が出てるらしい。

5.3対応版は持っていないので、今の5.0対応版につないでパケット拾ってみる。

パケットのキャプチャ方法はAACの時と同様にこちらを参考にしました。

impsbl.hatenablog.jp

ということで btvs.exe を叩いて wireshark で拾ってみた。

aptX HD で繋がっていました。

これ 無印aptX や aptX LL より高音質だけど遅延はちょっと多めって感じなやつ。

なんならAACと大差ないらしい。

実際聴いてみたけどやはりAACと変わらない遅延具合。

こりゃだめだ。

なぜ aptX LL で繋がらないのか

現時点最新版の Windows 11 24H2 が対応していないから。

クラシック オーディオのBluetooth - Windows drivers | Microsoft Learn

24H2が正式リリースになったのは去年の10月頃なので、aptX Adaptive にようやく対応したってレベル。

aptX Adaptive 対応だけど aptX HD になるのは多分このあたりの理由。

Qualcomm® aptX™ Adaptiveコーデックの紹介 | 一般社団法人 日本オーディオ協会

このあたり詳しいことは分からんですが、なんにしても Windows 11 では遅延の厳しい aptX HD しか使えないということは確かな模様。

aptX Adaptive(AD) と aptX LL に互換性はないそうです

aptX Adaptive(AD) は高音質な aptX HD と低遅延な aptX LL の良いとこ取りみたいに書かれてるとこもあるんですが、実質的には遅延が少し良くなった aptX HD の上位版と思った方がいいみたい。

数字的には、aptX LL が40ms未満を目指した低遅延に対し、aptX ADは 50~80ms 程度と超えられない仕様。

無印aptX(aptX Classic) や単なる aptX HD よりはマシな状態になることもある、という程度と思います。

nobleaudio.jp

ならば付属の aptX LL 対応トランスミッターを使ってみよう

Windows 11 単体では aptX LL 非対応なのが事前情報で分かっていたんで、これが同梱でなければ安くても買わなかった aptX LL 対応トランスミッター。

なんとUSB-A/C変換コネクタもついていて至れり尽くせりなお得品。

ワイヤレスイヤホンのレシーバーを変えるんで、PCに挿す前に一旦Bluetoothデバイスから削除。

ワイヤレスイヤホンから「disconnected」と聞こえたんでデバイス削除OK。

では、トランスミッターを挿す。

・・・

特にドライバのインストールなどは行われずWindowsにさくっと認識された模様。

・・・

ワイヤレスイヤホンから「connected」が聞こえた!

デバイスを見るとさっきとは違う名前でサウンドデバイスが追加されてた。

が、wireshark には何の反応もない。

デバイスマネージャーでコンテナ別に見るとドングル付きのように独立してまとまってる。

Bluetoothは使っているけど、OSが制御するBluetoothとは別物って感じみたい。

このあたりは詳しくないけど、音が出ているのでヨシ!

トランスミッター正面の LL ランプも光ってる!

ということでこの状態で音ズレチェックしてみる。

ズレるの!?ズレないの!?

・・・

ズレない!!!

ゲームやってみても動画見ても全然違和感ない!

試しに再度Bluetoothアダプタ経由の aptX HD に戻してみたら音ズレしっかり感じたんで、やはり aptX LL の低遅延で繋がっていたようです。

製品的にはどう?

aptX LL の低遅延は実感したんですが、いかんせんワイヤレスイヤホンの音質が悪い。

そんなに良い耳をしていないぼくでも差が分かる。

ただ比較対象としているのが、ぼくが日常使っているBoseの約2.5万円やAnkerの約1.5万円なので酷な話ではある。

とりあえず聴ければOKってレベルなら問題ないとは思います。

だって中古1,400円と考えれば十分ってレベルだし、やっぱり低遅延はすごい!これは拾い物です。

トランスミッターは無線接続がBluetooth/aptX LLというだけで本体側にはサウンドデバイスみたいな扱いだと思うんで、Switchとかでも使えるのも良い感じ。

仕様的にはより音質の良い aptX LL 対応のBluetooth機器を繋げられそうなので、もし1,500円前後くらいだったらトランスミッター目的だけで買うのもありかもしれない。

もちろんワイヤレスイヤホンもトランスミッターも技適通ってます!

そのうち aptX LL 対応のワイヤレスイヤホンなりヘッドセットなりを買って試してみようと思います。

まとめ

中古で約1,400円と安く買えたワイヤレスイヤホン&トランスミッターのセット商品「FG-ADSET01-BK」がすげぇ掘り出し物だったよ!

Amazonや楽天には見当たらなかった。ドンキホーテ専売品?

www.fugu-innovation.com

これを使って Windows 11 で aptX LL 使った音ズレ検証してみたよ!

が、Windows 11 自体は 24H2 から aptX Adaptive や aptX HD までは対応したものの、aptX LL には非対応だった、残念。

でもaptX LL 対応のトランスミッターを使えば接続部分はOS関係なくやってくれるんで、Windows 11 でも aptX LL でゲームできるレベルのほぼ遅延なしサウンドを楽しめるよ!

つまりトランスミッターだけでも十分な価値アリだった!

Anker VR P10みたいな独自規格じゃないから新たな aptX LL 対応機器を繋げられるのもいいね!

※最大2台同時接続可

ワイヤレスイヤホンの音質は数千円クラスの商品なら妥当かな?

今回の検証から分かったのは、現時点の Windows 11 24H2 単体では低遅延な方式に対応できないんで、aptX LL なり独自規格なりハードウェアのレベルで低遅延接続に対応した製品を使うしかないってことでした。

aptX LL 対応なら歴史も長くてスピーカー側もトランスミッター側も製品の選択肢が多いので、新品だけじゃなく今回みたいなのを中古で狙うのもアリかもね!

ただ、最近のは複数ペアリングできるのも多いんで、例えば本体のBluetoothで一度つないで接続解除しないままオーディオトランスミッターを追加登録したら、そのときどきで繋がる先が変わるとかあるかもしれない。

いろいろお気をつけてうまいことやりましょう!

まとめが長くなったのでまとめのまとめ

aptX LL なら遅延なくサウンド楽しめるよ!

でも現行版の Windows 11 24H2 単体では aptX Adaptive までで aptX LL は対応してないよ!

なのでハードウェアで aptX LL に対応できるオーディオトランスミッターを使えばヨシ!

気をつけなきゃなのは「本当に aptX LL で繋がっているのか」ということかと思います。

もう全部面倒ならドングル付きがオススメ!

2024/2/21 追記

当初は aptX Adaptive(AD) も低遅延かもと書いていたんですが、aptX LL の遅延40ms未満に対し、aptX Adaptive(AD) は50~80msと微妙なライン。

タイトルの「ゲームできるレベルで遅延なくサウンドを楽しめるの?」かという観点ではNGかなと思い修正しました。

ついでに aptX LL と aptX AD に互換性がない旨の補足も記事中に入れておきました。

アイキャッチ画像はぱくたそから使わせていただきました。

www.pakutaso.com


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